人工肩関節置換術(じんこうかたかんせつちかんじゅつ)は、主に
変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)、
関節リウマチによる痛みの除去、関節の機能回復を目的としています。肩関節の痛みの原因となる傷んだ骨や
軟骨を取り除いて、人工部品に置き換えることで痛みと関節の動きの大きな改善が期待でき、国内では人工関節、人工骨頭(じんこうこっとう)を合わせて毎年約2,000件の手術が行われています。
人工肩関節は、プラスチックでできた肩甲骨側部品と、金属でできた
上腕骨側の骨頭ボール、ステムから構成されています。